「またアカウントが消えた…」
スマホの画面を見つめたまま、あなたは言葉を失う。昨日まで300人いたフォロワー。毎日積み上げてきた投稿。やっと予約が入り始めた矢先の、突然の凍結通知。
これは、2025年11月現在、女性用風俗業界で働くセラピストたちが直面している現実です。
Xアカウントの凍結は、もはや「運が悪かった」では済まされない構造的な問題になっています。真面目に運用していたアカウントも、過激な発信をしていなかったアカウントも、ある日突然ログインできなくなる。通知される凍結理由は「偽装行為を禁止するルールに違反」という曖昧なもの。
そして何より深刻なのは、SNSアカウントの喪失が、そのまま収入の喪失に直結するという事実です。
でも、ここで一つ質問させてください。
本当にSNSアカウントが消えたら、あなたは稼げなくなるのでしょうか?
この記事では、2025年11月に業界を襲った「X凍結の嵐」から見えてきた本質的な問題と、新人セラピストがこれから営業を頑張らなくても、お客様から選ばれ続けるための戦略を、徹底的に解説します。
SNS凍結という「恋愛の終わり」に似た喪失感
SNSアカウントの凍結は、まるで突然の失恋に似ています。
毎日メッセージを交わしていた相手。自分のことを知ってくれていた人たち。少しずつ築いてきた信頼関係。それらすべてが、ある日突然、何の前触れもなく消えてしまう。
- 「私、何か悪いことした?」
- 「どうしてこんなことになったの?」
- 「もう一度会えないの?」
失恋と同じように、凍結されたセラピストからはこんな声が聞こえてきます。
でも、少し冷静に考えてみましょう。
恋愛でも、一人の人だけに依存していたら、その人を失ったときに自分も失ってしまいませんか?
自分らしさ。自分の価値。自分を必要としてくれる人との繋がり。それらを一つのプラットフォームに委ねてしまうのは、まるで相手に人生のすべてを捧げる恋愛のように、リスクが高すぎるのです。
なぜ女風セラピストのアカウントは狙い撃ちされるのか
2025年2月、Xは規約を改定しました。その中に、こんな一文があります。
「対面での性的サービスの提供を目的として利用することは許可されていない」
つまり、女風業界そのものが、規約上グレーゾーンから完全にアウトゾーンに移行したのです。
興味深いのは、同じアダルト系でも裏垢界隈やエロ動画配信者のアカウントは凍結を免れているという事実。その理由は:
- オンライン完結で「対面」ではない
- 無料コンテンツも多く「有償サービスの宣伝」と断定しづらい
- 「予約」「満了」「料金」といった商業ワードの使用頻度が低い
つまりXのAI判定システムは、「対面」「性的」「有償」「宣伝」の4要素が揃ったアカウントを優先的に凍結対象としている可能性が高いのです。
AI判定システムが見ているもの
Xの凍結システムは、恋愛における「嫉妬深い恋人の監視」に似ています。
あなたが何を言ったか。誰と絡んでいるか。どんな写真を載せているか。どこに行こうとしているか(外部リンク)。すべてを24時間365日、AIが監視しています。
具体的には:
監視されているポイント:
- 「女風」「セラピスト」「満了」「予約お願いします」などの業界特有ワードの頻度
- 料金表の画像や明確な価格表示
- 外部サイト(ポータルサイトの写メ日記、店舗URL)へのリンク頻度
- 肌の露出が多い写真とサービス告知の組み合わせ
- フォロー/フォロワー比率(FF比)の不自然さ
- 同じ内容・ハッシュタグの連続投稿
これらが複合的に検知されると、AIは「規約違反の可能性が高い」と判定し、自動凍結を実行します。
さらに恐ろしいのは連鎖凍結です。
一度凍結されたアカウントと同じ電話番号、同じ端末、同じIPアドレスで新アカウントを作ると、AIは「凍結回避行為」と判断し、即座に再凍結します。同じ店舗のセラピスト間でも、頻繁に絡み合っているアカウントは「関連アカウント」として芋づる式に凍結されるケースが報告されています。
反対意見1:「でも、お客様はXにいるから使うしかない」
最もよく聞く反対意見がこれです。「確かに凍結リスクはある。でも、うちのお客様の大半はXから来るから、使わないわけにはいかない」
この意見は、半分正しくて、半分間違っています。
正しい部分:
- 確かに現時点で女風業界の顧客接点の多くはXに存在する
- Xでの露出が予約に直結するケースは多い
- すぐに他のプラットフォームで同等の集客効果を得るのは難しい
間違っている部分:
- 「お客様がXにいる」のではなく「あなたの情報がXにしかないからお客様もXで探している」
- Xがなくなっても、あなたを気に入ったお客様は他の手段であなたを探す
- X依存は短期的には楽だが、長期的には極めて脆弱
これは恋愛に例えると: 「彼が毎日この喫茶店に来るから、私もここにいないと会えない」という状態。でも本当に大切なのは、彼があなたに会いたいと思ったとき、喫茶店以外でも連絡が取れる手段を持っていることではないでしょうか?
反対意見2:「複数SNSを運用する時間も知識もない」
「Blueskyって何?noteって読むもので書くものじゃないでしょ?Instagramはキラキラ女子のためのものだし…私には無理」
この懸念、よくわかります。
ただし、誤解を解いておきましょう。
複数SNS運用=すべてのSNSで毎日投稿ではありません。
正解は:
- Xは「今」を伝える速報メディア(空き枠、今日のシフト)
- Instagramは「雰囲気」を伝えるビジュアルメディア(世界観、日常)
- noteは「深さ」を伝える読み物メディア(考え方、価値観)
- Blueskyは「人柄」を伝えるコミュニティメディア(安心感、対話)
- LINEは「関係性」を保つクローズドメディア(常連との繋がり)
一つの投稿を5つのSNSで使い回すのではなく、それぞれの特性に合わせた”居場所”を作るという発想です。
時間がないなら:
- 週に1回noteで深い記事を書く
- その記事の一部をInstagramの画像にする
- 記事のリンクをBlueskyでシェア
- Xでは日々の短い投稿だけ
これだけでも、「Xが消えたら終わり」という状況からは脱却できます。
反対意見3:「結局、顔出ししてる子が勝つんでしょ」
「私は顔出ししてないから、SNSを頑張っても意味がない。顔出ししてる綺麗な子には勝てない」
この意見には、深い誤解があります。
確かに、視覚的なインパクトは大きい。顔出しセラピストのほうが初見の注目は集めやすいでしょう。
しかし、女風の本質は「性的魅力」ではなく「情緒的安全性」です。
お客様が求めているのは:
- 「この人なら自分を否定しない」という安心感
- 「話を聞いてくれる」という承認欲求の満足
- 「ありのままでいられる」という心理的安全性
これらは、顔の造形とは無関係です。
実際、顔出しなしでリピーター率90%超えのセラピストは珍しくありません。彼女たちが提供しているのは:
- 一貫した世界観(投稿のトーン、言葉選び、大切にしている価値観)
- 信頼できる誠実さ(約束を守る、嘘をつかない、お客様を尊重する)
- 知的な対話(表面的な「かわいいね」ではなく、深い会話)
むしろ顔出しなしのほうが、「中身で勝負せざるを得ない」ため、結果的に深い関係性を築きやすいという側面もあります。
SNS凍結時代に生き残る「3つの資産構築」戦略
ここからは、具体的な戦略に入ります。
- キーコンセプトは「営業しなくても選ばれる仕組み」です。
従来の「フォロワーを増やして空き枠を告知する」という営業型モデルではなく、「あなたに会いたい人が自然と集まってくる」資産型モデルへのシフトです。
資産1:コンテンツ資産(消えない情報ストック)
問題の本質:Xの投稿は「フロー情報」
Xの投稿は、川のように流れていきます。どれだけ良い投稿をしても、数時間後には他の投稿に埋もれて見えなくなる。そして凍結されれば、すべて消える。
- これは「毎日稼いだお金をすぐ使ってしまう生活」に似ています。貯金がないから、収入が途絶えた瞬間に生活できなくなる。
解決策:「ストック情報」を蓄積する
ストック情報とは、一度作れば長期間価値を持ち続けるコンテンツのこと。
具体的には:
noteでの情報発信(最重要)
- あなたの仕事観、セラピストになった理由
- お客様との印象的なエピソード(個人情報は完全に匿名化)
- 「こんな方に来てほしい」という明確なメッセージ
- 施術へのこだわりや大切にしていること
なぜnoteが重要なのか:
- 凍結リスクがXより圧倒的に低い(性的な表現を避ければ安全)
- Google検索でヒットする(「女風 初めて 不安」で検索する新規客に届く)
- 深い情報を伝えられる(Xの140字では伝わらない想いを伝える)
- プロフェッショナル性を示せる(「この人は考えて仕事してる」と思われる)
成功事例: あるセラピストは、「女風が初めての方へ」という2000字のnote記事を書きました。内容は:
- 自分が初めてのお客様にどう接するか
- 不安な気持ちに対する理解
- 具体的な施術の流れ
- 「断っても全然大丈夫」というメッセージ
この記事が「女風 初めて 怖い」というキーワードで検索上位に。記事経由で月5〜7件の新規予約が入るようになり、しかも記事を読んだ上で来るお客様は事前に信頼関係ができているため、リピート率が85%でした。
Instagramでのビジュアルストック
- 施術ルームの雰囲気
- 使っているオイルやアロマ
- 自分の好きな本、音楽、場所
- 何気ない日常(顔は写さなくても雰囲気は伝わる)
Instagramの強み:
- ハッシュタグ検索で見つけてもらえる
- ストーリーズで日常を切り取れる
- ビジュアルで世界観を統一できる
- 保存機能があるので、気になった人が後から見返せる
資産2:関係性資産(あなたに会いたい人のリスト)
問題の本質:フォロワーは「数」であって「関係性」ではない
1000人のフォロワーがいても、あなたが凍結されたら、その1000人にリーチする手段はゼロになります。
- これは「連絡先を交換していない知り合い1000人」と同じ。たまたま同じ場所(X)にいたから繋がっていただけで、その場所がなくなれば繋がりも消える。
解決策:「直接連絡が取れる関係性」を構築する
公式LINEアカウントの活用
「LINEに誘導するのって難しくない?」と思うかもしれません。でも、考えてみてください。
本当にあなたのファンなら、LINEくらい登録してくれます。
むしろ、LINEすら登録してくれない人は、まだ「ファン」ではなく「フォロワー」に過ぎません。
LINE登録を促すタイミング:
- 初回利用後:「次回のご予約やご相談は、LINEでも受け付けています」
- note記事の最後:「もっと詳しく知りたい方は、LINEで質問も受付中です」
- Xのプロフィール:「万が一凍結した場合の連絡先としてLINE登録をお願いしています」
LINE登録者への価値提供:
- 限定的なプライベート情報(LINEだけで見せる日常)
- 優先予約枠の案内
- 長文の相談にも丁寧に対応
- 誕生日などの記念日メッセージ
重要なマインドセット: LINEは「営業ツール」ではなく「関係性を深めるツール」です。毎日「空いてます!」と送るのではなく、月に2〜3回、価値ある情報や近況を送る。
実際のデータ: あるセラピストはLINE登録者200人。月に1回、近況と次月のシフトを送るだけ。それでもLINE経由の予約が月間売上の40%を占めています。理由は「この人からの連絡は安心して読める」という信頼関係です。
資産3:評判資産(あなたについての良い噂)
問題の本質:自分で言う「すごさ」は信用されない
「私、癒し系なんです」 「施術、自信あります」 「リピーター多いです」
- これらは全部、自己申告。恋愛で「僕っていい男なんです」って自分で言う人、信用できますか?
解決策:第三者からの評価を可視化する
お客様の声(レビュー)の戦略的収集
「レビュー書いてください」とストレートに頼むのは気が引ける。でも、頼み方次第で、お客様は喜んで書いてくれます。
効果的な依頼方法:
「〇〇さん、今日もありがとうございました。
もし可能であれば、お願いがあります。
私、まだ新人で、どうすればもっと良くなるか試行錯誤中なんです。
率直な感想や、『こうだったらもっと良かった』というご意見を、
お店のレビュー欄に書いていただけると、すごく勉強になります。
辛口でも全然大丈夫です!」
このアプローチの秀逸な点:
- 「宣伝のため」ではなく「成長のため」という動機
- 「褒めて」ではなく「率直に」と言うことで心理的負担を軽減
- 新人という立場を活かした素直さ
レビューの活用法:
- ポジティブなレビューをnoteで紹介(匿名化して)
- Instagramのストーリーズでシェア
- Xでは控えめに引用(凍結リスクを避けるため)
さらに高度な戦略:「間接的な評判形成」
あなたが直接言わなくても、あなたの良さが伝わる仕組み。
例:
- 他のセラピストとの対談記事(お互いの良さを紹介し合う)
- 業界インフルエンサーへの寄稿(あなたの考えが専門家の目に触れる)
- お店のブログでのスタッフ紹介(店長からの客観的評価)
凍結されても大丈夫な「分散型プラットフォーム戦略」
ここまでの資産構築を踏まえて、具体的なSNS運用戦略を解説します。
Xは「入口」として最低限の運用
割り切った使い方:
- 凍結リスクを常に意識
- 深い情報はnoteへ誘導
- 外部リンクは月に数回程度
- プロフィールに必ず「万が一の連絡先」を明記
投稿内容の工夫:
- 「女風」「セラピスト」などのワードを連発しない
- 「癒し」「休息」「自分を大切に」などソフトな語彙を使う
- 料金や予約の直接的表現を避け「詳細はプロフィールのリンクから」
- 日常や趣味の投稿も混ぜて「宣伝アカウント」感を薄める
凍結対策の基本:
- FF比(フォロー/フォロワー比率)を1以下に保つ
- 一度に大量フォローしない(1日10〜15人まで)
- 同じ文章・ハッシュタグの連投を避ける
- 可能なら専用の端末・電話番号を使う
Blueskyは「第二の家」として育てる
Blueskyの特性:
- Xより緩やかなコンテンツポリシー
- 煽りや炎上が少なく、穏やかな文化
- 人柄や世界観を重視するユーザーが多い
- まだ人口が少ない分、丁寧な関係性を築きやすい
Blueskyでの投稿スタイル:
- 空き枠告知より、日々の気づきや感じたこと
- お客様との会話で印象に残ったこと(個人情報は完全匿名化)
- 自分が大切にしている価値観
- 読書や映画の感想、日常の小さな幸せ
なぜBlueskyが「第二の家」なのか: Blueskyには「ここにいる人たちは、急いでいない」という空気があります。Xのような瞬発力はないけれど、ゆっくりと信頼関係を築ける場所。
恋愛に例えるなら、Xはナンパで出会える繁華街、Blueskyは共通の趣味で集まるカルチャースクール。後者のほうが深い関係性に発展しやすいのは、想像できるでしょう。
noteは「あなたという人間の図書館」
noteの最大の価値は「検索エンジンに残る」こと
Xの投稿は数時間で流れます。でもnoteの記事は、数ヶ月後、数年後でも、Google検索で発見されます。
新規客が検索するワード:
- 「女風 初めて 不安」
- 「女性用風俗 どんな感じ」
- 「セラピスト 選び方」
- 「〇〇(地域名) 女風 おすすめ」
これらのキーワードで上位表示される記事を書けば、営業しなくてもお客様のほうから見つけてくれます。
noteで書くべき記事テーマ:
- 「初めての方へ」記事
- 不安な気持ちへの共感
- 具体的な流れの説明
- よくある質問への回答
- 「来なくてもいい」という逃げ道の提示
- 「私がセラピストになった理由」記事
- 過去の経験や背景(差し支えない範囲で)
- この仕事への想い
- どんなお客様に来てほしいか
- どんな価値を提供したいか
- 「セラピストから見た、良いお客様・困るお客様」記事
- 率直だけど攻撃的でない表現で
- お客様側の視点も考慮して
- 「こういう方だと嬉しい」という前向きなメッセージ
- 「この仕事を通じて学んだこと」記事
- 人間理解が深まった経験
- 自分自身の成長
- 社会や人間関係についての考察
これらの記事が資産になる理由:
- 一度書けば半永久的に検索でヒットする
- あなたの人柄や考えが深く伝わる
- 信頼関係が事前に構築される
- 「この人に会いたい」と思ってもらえる
Instagramは「世界観の視覚化」
Instagram運用の誤解: 「キラキラした写真を毎日投稿しなきゃいけない」
実際に効果的な運用: 「統一感のある世界観を、週に2〜3回発信する」
投稿すべき内容:
- 施術ルームの雰囲気(顔が写らなくてもOK)
- 使用しているアロマオイルやキャンドル
- 好きな本の表紙と一言感想
- お気に入りのカフェや散歩道
- 季節の花や空の写真
重要なのは「統一感」:
- フィルターやトーンを揃える
- 「この人はこういう雰囲気が好きなんだ」が伝わる
- 高級感・清潔感・安心感が視覚的に表現される
Instagram活用の実例: あるセラピストは、アースカラー(茶色・ベージュ・緑)で統一した投稿を継続。内容はコーヒー、本、植物、空。顔は一切出さず、施術の話もほとんどしない。
それでも「この人の空間にいたい」と感じたお客様が、プロフィールのリンクから予約。初回から「Instagramの雰囲気のままの方ですね」と言われ、リピート率は90%超え。
LINEは「VIP会員制クラブ」
LINEの位置づけ: 公開SNSではなく、あなたを信頼してくれた人だけが入れる特別な場所。
LINE限定コンテンツの例:
- 顔は出さないけど、もう少し私的な日常
- お客様からの質問への丁寧な回答
- 次月のシフトの先行案内
- 季節の挨拶(誕生日、年末年始など)
LINEで絶対にやってはいけないこと:
- 毎日「空いてます」と送る
- 一斉送信ばかりで個別の会話をしない
- 営業色が強すぎる
LINEで大切にすべきこと:
- 個別の会話を大切にする
- 返信は丁寧に、でも重くならない程度に
- 「特別な関係性」を感じてもらう
「営業しなくても選ばれる」の本質は”信頼の先行投資”
ここまで読んで、「結局、めちゃくちゃ頑張らないといけないじゃん」と思ったかもしれません。
確かに、最初は労力がかかります。
でも、これは「営業」ではなく「資産構築」です。
従来の営業:
- 毎日「空いてます」と発信
- フォロワーを増やすための相互フォロー
- いいねやリプライを頑張る
- でも凍結されたらゼロに戻る
資産構築:
- 一度作ったコンテンツが永続的に働く
- 信頼関係が積み重なっていく
- プラットフォームが消えても資産は残る
- 時間が経つほど楽になる
恋愛に例えるなら:
営業型=毎日「会って会って」とLINEを送り続ける恋愛。疲れるし、相手も重く感じる。
資産型=自分磨きをして、興味深い話ができるようになって、「この人ともっと話したい」と思われる恋愛。最初は時間がかかるけど、後から楽になる。
実践的ロードマップ:最初の3ヶ月でやるべきこと
1ヶ月目:基盤作り
Week 1:アカウント整備
- X、Instagram、note、Blueskyのアカウント作成
- プロフィールの統一感を持たせる
- 各SNSで相互リンクを設定
- 公式LINEアカウント作成
Week 2〜4:最初のコンテンツ作成
- note記事を3本書く
- 「初めての方へ」
- 「私がセラピストになった理由」
- 「大切にしていること」
- Instagram投稿を10枚用意(世界観重視)
- Xで日常的な投稿を始める(1日1〜2回)
2ヶ月目:発信の習慣化
日次ルーティン:
- X:1日1〜2回、軽い投稿
- Instagram:週2〜3回、世界観に合った写真
- Bluesky:週3〜4回、考えたことや感じたこと
週次ルーティン:
- noteを1本公開(2000字程度)
- 各SNSでnote記事をシェア
月次ルーティン:
- LINE登録者への近況報告
- 先月の振り返りと翌月の予定
3ヶ月目:関係性の深化
この段階で注力すべきこと:
- 個別のお客様とのLINEでの会話を大切に
- リピーターからのレビューを丁寧に収集
- レビューを元にnote記事を書く
- お客様の声を反映した改善
3ヶ月後の理想的な状態:
- note記事:10〜12本(検索流入が少しずつ発生)
- Instagram:フォロワー100〜200人(少数でOK)
- LINE登録者:20〜30人(質重視)
- リピーター:初回の30〜40%
重要な心構え: 最初の3ヶ月は「数字」ではなく「質」を追求する期間。フォロワー1000人より、「この人に会いたい」と思ってくれる人10人のほうが遥かに価値があります。
失敗パターンと成功パターンの決定的な違い
失敗パターン:「すぐに結果を求める」
典型的な失敗例:
- note記事を1本書いて、1週間で結果が出ないから辞める
- Instagramのフォロワーが増えないからと毎日過激な写真を投稿
- LINEで営業しすぎてブロックされる
- 凍結を恐れずXだけに全力投球→凍結→資産ゼロ
なぜ失敗するのか: 短期的な数字(フォロワー数、いいね数)を追いかけると、本質的な価値提供がおろそかになる。お客様は「この人フォロワー多いから」ではなく「この人に癒されたいから」予約します。
成功パターン:「長期的な信頼を積む」
典型的な成功例:
- noteを週1ペースで1年継続→50本の資産が検索流入を生む
- Instagramで世界観を統一→少数だけど濃いファンが付く
- LINEで丁寧な対応→リピート率80%超え
- X凍結を2回経験→でも他のプラットフォームがあるから影響軽微
なぜ成功するのか: 「この人は信頼できる」という評判が、複数のチャネルで積み重なる。一つが消えても、他が残る。そして何より、お客様があなたを探してくれるようになる。
2025年以降の女風業界で生き残る人の条件
SNS凍結の嵐は、これからも周期的に訪れるでしょう。AIの判定は厳しくなることはあっても、緩くなることはない。
でも、それは「終わり」ではありません。
むしろ、「本質的な価値を提供できる人だけが残る時代」の始まりです。
これから淘汰される人:
- フォロワー数だけで勝負していた人
- 営業(空き枠告知)だけで予約を取っていた人
- プラットフォームに依存していた人
- 見た目だけで中身がない人
これから成功する人:
- 複数のプラットフォームに資産を分散している人
- 深い価値(癒し、対話、安心感)を提供できる人
- お客様との信頼関係を最優先する人
- 「この人に会いたい」と思われる人
そして何より、
自分自身の言葉で、自分の価値観を語れる人。
Xが消えても、Instagramがなくなっても、noteがサービス終了しても、あなたという人間の価値が本物なら、お客様は必ず見つけてくれます。
最後に:SNS凍結は「神様の贈り物」かもしれない
少し視点を変えてみましょう。
もしXアカウントが凍結されなかったら、あなたは今のまま、なんとなくフォロワーを増やして、なんとなく空き枠を告知して、なんとなく予約が入る日々を続けていたかもしれません。
でも、それは本当に「安定」でしょうか?
凍結という危機は、「自分のビジネス(人生)の基盤を、他人が作ったプラットフォームに丸投げしている」という脆弱性を、痛みとともに教えてくれました。
これは、決して悪いことではありません。
むしろ、今のうちに気づけたことは幸運です。
5年後、10年後、Xがどうなっているかは誰にもわかりません。でも、あなたがどんな価値を提供できる人間かは、あなた次第で決まります。
そして、その価値を複数のチャネルで、複数の形で、消えない資産として残していく。
それこそが、これからの時代に「選ばれ続ける人」の条件です。
今日から始められる3つのアクション
この記事を読んで「勉強になった」で終わらせないために、今日から始められる具体的なアクションを3つ提示します。
アクション1:noteのアカウントを作り、最初の記事を書く(所要時間:1時間)
テーマ:「初めての方へ──私があなたに伝えたいこと」
以下の構成で1000〜2000字:
- 女風を利用することへの不安、よくわかります(共感)
- 私がセラピストになったきっかけ(自己開示)
- 私が大切にしていること(価値観)
- こんな方に来てほしい/来なくても大丈夫です(誠実さ)
アクション2:Instagramで「世界観」を10枚決める(所要時間:30分)
スマホの写真フォルダを見返して:
- カフェ、本、空、植物、お気に入りの場所など
- 「自分らしさ」が伝わる写真を10枚選ぶ
- フィルターを統一して投稿してみる
アクション3:LINEアカウントを作り、既存のお客様に案内(所要時間:15分)
次回の施術時に: 「実はLINEアカウントを作りました。もし万が一Xが凍結しちゃったときの連絡先として、よかったら登録してもらえると嬉しいです」
終わりに──あなたはもう、十分に価値がある
最後に、一番大切なことを。
あなたは、SNSのフォロワー数で決まる存在ではありません。
お客様があなたを選ぶ理由は、フォロワーが多いからでも、投稿が綺麗だからでもありません。
「あなたといると、安心できるから」
その本質を忘れずに、焦らず、丁寧に、自分という資産を育てていってください。
SNSは消えても、あなたの価値は消えません。
むしろ、SNSという「仮の場所」に頼らずに済むようになったとき、本当の意味で「選ばれる人」になれるのです。

