「あえぎ声が出ない女性は嫌われるんじゃないか」ってやつ。
なんかね、みんな一度は考えるんだよね。
自分の声が小さいとか、出ないとか、出し方がわからないとか。
でも、それって快感の表現方法の話であって、価値の話じゃないのに、いつの間にか「女性としての評価」みたいにすり替えられてる。
そもそも、他の女性の喘ぎ声なんて、聞いたことないでしょ。
AVのそれは演出だし、現実の音なんか誰も共有しない。
だから基準がないまま、自分の普通を測ろうとして空回りする。
✓「私の声、変かな」
✓「出さなきゃ引かれるかな」
って、考えれば考えるほど身体が固まる。
で、余計に出なくなる。悪循環。
でもね、本当のところ、声なんてどうでもいいのよ。
だって、セックスって音の出来栄えを競う大会じゃないでしょ。
自分の身体の反応を感じる方が、ずっと大事。
無理して出す声は、ただの演技。
自分の感覚を無視してまで相手の期待を追いかけたら、結局どっちも白けるだけ。
男だって、わざとらしい声より、素で震えてる瞬間の方がずっとそそられる。
恥ずかしい?
うん、そりゃそうだよ。
裸になって、見られて、聞かれて、触れられるんだから。
でもさ、恥ずかしさって、ある意味で自分を守る壁なんだよね。
その壁が少しずつ壊れていくとき、やっと自分の本音が顔を出す。
そのときに出る声こそ、あなただけのリアルな音。
出すことよりも、感じることの方がずっと本質的。
もし「声が出ない自分が嫌だ」と思うなら、それは感じてないんじゃなくて、まだ安心できてないだけ。
相手を完全に信頼できると、身体って勝手に反応する。
呼吸が乱れたり、喉が震えたり、指先が震える。
それがあなたの声なんだよ。
逆に、声が大きくて恥ずかしいって人もいるけど、
それはあなたがちゃんと感じてる証拠。
抑え込む必要なんてない。
周りの音より、自分の感覚を優先すればいい。
だって、セックスって静かに正解を出す試験じゃないから。
結局のところ、喘ぎ声って、自分と向き合う鏡みたいなもの。
恥ずかしさを超えた先に、快感の自由がある。
その瞬間、自分の声すらどうでもよくなる。
ただ呼吸と体温だけが溶け合って、そこに正解も不正解もなくなる。
だから、声を出そうとしなくていい。
感じたことを、ちゃんと感じればそれで充分。
本当にいいセックスって、音より静けさの中にあるから。

