必ず癒やしますと豪語する女風セラピスト

【その「癒し」誰の正解ですか?】

「必ず癒します」と豪語する女風セラピストがいます。
…それ、本当に可能だと思います?

そもそも「癒し」とは、あなたの中での幸福感や満足感を示す言葉です。
他人が計り知れるものではありません。

私にとっての癒しが、他の人にとって全く癒しにならない。
そんなことは当然です。
一人一人、基準が違うのですから。

「彼の隣にいると落ち着く」
「心が温泉に入っているようだ」
「こんな性感は初めて!」
「とにかく話を聞いてほしい」
「何もせず、ただそばにいてほしい」
「今日はとことん甘やかされたい」

その日の気分や相手によっても変わる。言語化すら難しい。
それが「癒し」です。

【「必ず癒します」と書く心理】

では、なぜ女風セラピストたちは「必ず癒します」とSNSで発信するのでしょうか。

✓ 他のセラピストと差別化したい
✓ 自信があるように見せたい
✓ 「癒し」を求める客層に強く響かせたい
✓ そう書いておけば指名が取れると思っている
✓ 自分の技術(マッサージや性感)に絶対の自信がある
✓ 過去にそう言ってもらえた成功体験を一般化している
✓ 「癒し」を単純な技術提供だと勘違いしている

…大半がセラピスト側の都合ですよね。

じゃあ仮に、そのセラピストが「必ず癒せる」と本気で信じているのだとして。
それは、かなりの過信です。

自分の「癒し」の型を「絶対の正解」だと過信する

まだ会ったこともないお客様の「癒しポイント」を、自分は把握できると錯覚する

結果、お客様が本当に求めているものではなく、セラピストが思う「癒し」を一方的に押し付けることになる。

それ、お客様の満足につながりますか?
その独りよがりを、本当に「癒し」と呼べますか?

【本質は「満足度」という主観】

「癒し」とは、性感テクニックやマッサージの技術が高い/低い、ではありません。
もちろん技術も大切ですが、それだけでは不十分です。

結局のところ──お客様自身の主観から生まれる「心の満足度」そのものです。
「この人を呼んでよかった」と心の底から感じられること。それが全てです。

本当の癒しとは、こういう体験の積み重ねでしかありません。

✓ 自分の要望を的確に理解してもらえたという感覚
✓ して欲しいこと/して欲しくないことを、言葉にしなくても判断してくれたという信頼
✓ 自分の心の奥底にある、普段は見せたくない部分に触れてくれた(あるいは、あえて触れずにいてくれた)配慮
✓ 言葉にしにくい気分や感情を察してもらえた安堵感
✓ 会話や雰囲気全体で「自分は受け入れられた」と感じること
✓ そのセラピスト独自のホスピタリティに触れること
✓ お客様ときちんと向き合い、時間をかけて心を開いてもらえたという実感
✓ テクニックを超えた、何か「プラスアルファ」を感じること.

これらはすべて、お客様の内側で発生する化学反応です。
セラピストが外から「提供」できるものではありません。

「癒し」とは、提供できた/できなかった、で測れるものではありません。
技術が上手い/下手、でもありません。
会話が多い/少ない、の問題でもない。

それは、お客様とそのセラピストの間で、その限られた時間の中で、確かに生まれたか/生まれなかったか。
…ただ、それだけの話に過ぎません。

【セラピストに必要な最小の姿勢】

セラピストとして自信を持つことは大切です。
ですが、癒しに関しては「謙虚であるべき」だと私は考えます。

お客様の心の奥底には、誰しも見せたくない部分があります。
そして、その奥底にこそ、お客様だけの「癒しポイント」が隠れているのかもしれません。

セラピストに必要なのは、お客様の心の底を知る努力を怠らないこと。
画一的なサービスではなく、その人だけの「癒しポイント」を探り当てる努力を続けること。
ただそれだけです。

「必ず癒します」と豪語するのは簡単です。
ですが、その言葉はあまりに無責任ではありませんか。

自分の考える「癒し」の正解を押し付けないこと。
お客様から学び続けること。

…それが最低限のスタートラインですよね。

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