こんにちは、女性用風俗セラピストの青です。女風セラピスト歴は約3年になりました。
女風の開発という言葉について、ここまでいくつかの角度から書いてきました。
乳首開発。
クリトリス開発。
膣開発。
感度開発。
もう少し踏み込んだ言葉もありました。
知るほどに、こういう世界があるんだと感じる人もいると思います。
少しだけ興味が出てきた人もいるかもしれません。
でも今日は、いちばん大事なことを書きたいです。
別に、開発しなきゃいけないわけじゃありません。
知ったからといって、進まなくていい
何かを知ると、人は少しだけ急かされることがあります。
せっかく知ったんだから。
興味があるなら試したほうがいいんじゃないか。
女風に行くなら、何か変わらなきゃいけないんじゃないか。
そんなふうに、知らないうちに自分で自分を押してしまうことがあります。
でも、開発は義務ではありません。
女風に行くことも、開発をお願いすることも、身体の感覚を広げようとすることも、どれも選択肢のひとつです。
選択肢であって、課題ではない。
ここを間違えると、せっかく自分のために考え始めたことが、いつの間にか宿題みたいになってしまう気がします。
わたしは、それが少しもったいないと思っています。
開発という言葉には、どこか前に進む感じがあります。
できなかったことができるようになる。
知らなかった感覚を知る。
閉じていたものが開く。
言葉だけ見ると、変化を求められているように見えるかもしれません。
でも本当は、変わることだけが目的ではないはずです。
変わりたいと思う日があってもいい。
今のままでいたいと思う日があってもいい。
知っておくだけで十分な時期があってもいい。
その全部が、あなたの距離感です。
しない自由があると、選ぶことが少し静かになる
不思議なもので、しなくていいと思えたときに、初めてちゃんと考えられることがあります。
やらなきゃいけない。
変わらなきゃいけない。
感じられるようにならなきゃいけない。
そういう気持ちが強いとき、人はあまり自由ではありません。
外から押されているように見えて、実は自分の中の声に押されていることもあります。
もっと女性らしくなったほうがいいのかな。
もっと感じられる身体のほうがいいのかな。
このままだと、何か足りないのかな。
そういう声は、急に消えません。
消そうとしなくてもいいと思います。
ただ、これは誰の声なんだろうと一度眺めてみるだけで、少し距離ができます。
自分のために何かを選ぶことに罪悪感がある人もいます。
逆に、自分のために何もしないことに罪悪感がある人もいます。
どちらも、わりと静かに人を縛ります。
この感覚については、noteのほうで少し近い話を書いたことがあります。
自分のためにが罪悪感になる女性へ、という文章です(青note)
自分のために選ぶ。
自分のために選ばない。
このふたつは、反対のようでいて、同じ場所にある気がします。
誰かに言われたからではなく、自分の速度で決めること。
それが、たぶん大事なんだと思います。
開発しない身体も、足りない身体ではない
開発という言葉を扱っていると、どうしても感じやすさや感度の話が出てきます。
でも、感じやすい身体が上で、感じにくい身体が下、という話ではありません。
そこに順位をつけ始めると、かなり苦しくなります。
身体の感覚には個人差があります。
その日の体調もあります。
年齢や緊張や経験、相手との関係性もあります。
だから、今の自分の身体をすぐに否定しなくていいです。
感度を育てたい人もいる。
知識として知っておきたい人もいる。
今は触れたくない人もいる。
そもそも開発という言葉から距離を置きたい人もいる。
どれかひとつが正しいわけではありません。
少し話がそれますが、地図を見るのが好きな人と、地図を見るだけで疲れる人がいます。
旅行先の地図を眺めて、ここにも行ける、あそこにも行けると楽しくなる人。
反対に、選択肢が多いほど疲れてしまって、今日はホテルの近くでいいやと思う人。
どちらが旅を楽しめているかは、外からは決められません。
身体のことも、少し似ている気がします。
知らない場所があると知ること。
そこへ行くかどうかを決めること。
今日は行かないと決めること。
それぞれ別の行為です。
知ったから行かなきゃ、ではない。
行かなかったから遅れている、でもない。
あなたの身体は、開発されていないから足りないわけではありません。
それでも興味が残るなら
しなくていい。
そう言われても、やっぱり少し気になる。
そういうこともあると思います。
その気持ちも否定しなくていいです。
興味があることと、すぐに申し込めることは別です。
知りたいことと、身体を預けたいことも別です。
以前、興味はあるのに申し込めない気持ちについて書いた回もありました。
あの話と、今日の話はつながっています。
ためらうことは、悪いことではありません。
慎重であることは、自分を守る働きでもあります。
もし、いつかもう少し考えたくなったら、そのときは誰に話せるかを見てもいい。
どこまでなら安心できそうかを、ゆっくり言葉にしてもいい。
でも、今日の時点で答えを出さなくていいです。
このシリーズも、開発をすすめるためだけにあるわけではありません。
知って、保留する。
読んで、閉じる。
少し気になって、また戻ってくる。
それくらいの距離で読まれてもいいと思っています。
次の記事では、ここまで開発という言葉を案内してきて、わたし自身の中で何が変わったのかを書きます。
変化といっても、大きな出来事ではありません。
ただ、言葉への見え方が少し変わった。
それくらいの静かな話です。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
これはあくまで「こんな開発もあるらしい」という案内の話です。
やるか、やらないか、知るだけにしておくか。それを決めるのは、いつでもあなたです。
もし、急かされずに相談できる人を探しているなら、
わたしのことを、少しだけ覗いてみてください。
▶ セラピスト・青のプロフィール
https://roca2024.com/ao/
▶ このシリーズ全20記事の地図
https://roca2024.com/kaihatsu-index






