たまに聞かれます。
「神無月さんって、結局なにをしている人なんですか?」
本業は、デザイナー…
女性用風俗では、現役セラピスト…
日曜昼間には、スナック東京寺で坊主ママ…
さらに、性や快感、自律神経や安心感について、毎日のように掘り続け、発信や講習もしている「性をもっとカラフルに」する活動家。
こうやって肩書きを並べてみると、かなり意味がわからないと思います。
でも神無月の中では、全部、「ひとつの頂」を目指して歩んでいる感覚なんです。
それは、人が、安心して存在できる場所を作ること。
そして、その場所に関われたことを、少し「誇り」に思い、「愛着」を持ってもらうこと。
神無月は、ずっと、それをやりたいんだと思います。
今日は、その話を少しだけさせてください。
神無月ピエロは、「感覚」を設計しています
神無月の本業は、空間デザイナーです。
都市、ホテル、マンション、商業施設、飲食店など…
クライアントには、必ず想いがあります。
「こんな都市/建築/内装を作りたい」
「こんな想いを実現したい」
「素敵なものを作ってほしい」
「予算内で夢を実現してほしい」
「課題や問題をデザインで解決してほしい」
神無月に対して、そんな想いを持って依頼してくれます。
そんなクライアントさんの気持ちに応えたい。
出来上がった空間を見て感動してほしいし、笑顔になってもらいたい。
さらに…
そこで働くスタッフさんたちが、そこに訪れるお客さまたちが、そこに住まわれる方々が、その空間に「愛着」を感じ、「誇り」を持てる場所にしたい。
そんな想いでデザイナーという仕事をしています。
でも実際には、たくさんの課題がある。
- 空気感
- 導線
- 素材
- 光
- 人の流れ
- 滞在する時間
- そこで交わる会話
空間って、実は、そういう無数の感覚で出来ています。
それらを整理し、設計し、空間として形にしていきます。
デザインって、ただ綺麗に整える仕事じゃありません。
人が空間に介在し、時間が経過していく中で、感情を設計する仕事だと思っています。
- 照明ひとつで、人の呼吸も気持ちも変わる
- 椅子の距離感ひとつで、会話の深さは変化する
- 空間の空気ひとつで、人は安心もするし、警戒もする
- 天候や季節、時間によって様相を変える
- そこに人が介入していくことで、時間が動いていく
神無月は、それらをずっと見てきました。
そして…
完成した空間で、クライアントの笑みが溢れる。
働くスタッフが、その場所を好きになり、誇りに思える。
訪れた人が、感動を覚えたり、愛着が湧いたりして、また来たいと思う。
その場所に関わった人達が、少し誇らしそうな顔をする。
神無月は、あの瞬間が好きなんです。
たぶん、神無月は、昔からずっとそんな仕事をしています。
センカラ|SEN.COLORでやっていること
性のことも、神無月の中ではデザインと一緒の構造だと思っています。
だから神無月は、
センカラ|SEN.COLOR
という活動をやっています。
「性を、もっとカラフルに!」
その言葉には、かなり強い想いがあります。
性って、人生にものすごく深く関わるものなのに、驚くほど曖昧なまま扱われています。
「恥ずかしいもの」
「隠すもの」
「否定されがちなもの」
あるいは、刺激として消費されるもの。
でも本来、性ってもっと、人間そのものに近い感覚だと思うんです。
安心したい
触れられたい
愛されたい
委ねたい
感じたい
これらは全部、人間が持つ根っこにある感情なんです。
生きる上で、当たり前の想いだと思うんです。
だからセンカラでは、単に知識を伝えたいわけじゃありません。
- 身体を知ること
- 感覚を知ること
- 安心を知ること
快感の構造を知ること。
そして、自分を否定しなくていい感覚を知ること。
そこを、ちゃんと伝えたい。
神無月は、感覚を感覚論だけで終わらせたくない。
- 脳科学も学ぶ
- 自律神経も掘る
- 現場でも検証する
知識として理解し、実技として体感し、身体で理解できるところまで設計する。
それが、神無月が多くの方に伝えていっているものなんです。
女性用風俗を続ける理由
神無月ピエロが、女性用風俗で現役を続けている理由。
それは、机上の空論だけでは、人間という生き物は理解できないからです。
人って、安心できないと、本当の意味では気持ちよさを感じられません。
身体って、驚くほど正直だから。
怖い
緊張する
嫌われたくない
期待に応えなきゃ
そういう感情があると、呼吸が浅くなり、筋肉が固まる。
そして、感覚が閉じていくものです。
神無月は、現場でそれを何度も見てきました。
だから、ただ触れにいくわけではないんです。
- 会話
- 距離感
- 沈黙
- 呼吸
- 目線
- 空気感
全部を使って、「ここなら大丈夫」と思える空間を作っていく。
これって、先ほどのデザインの話に似ていませんか?
- 身体が変わる
- 呼吸が深くなる
- 力が抜ける
- 表情がほどける
時には、涙が出る人もいる。
神無月が見ているのは、単純な性的興奮じゃありません。
人が、自分を許せる瞬間なんです。
「感じてもいい」
「甘えてもいい」
「委ねてもいい」
そうやって、身体がやっと安心を許可できた瞬間に、あの素敵な笑顔を見せてくれます。
何度もそういった経験をしてきたのです。
だから、現役を続けています。
スナック東京寺で坊主ママをやっている理由
スナック東京寺もまた、神無月の中では、全部同じ線の上にあります。
ただお酒を飲む場所を作りたいわけじゃない。
ただ騒げる場所を作りたいわけでもない。
神無月が作りたいのは、立場を脱げる場所です。
社会の中で生きていると、人はどうしても、肩書きを背負います。
- 仕事
- 役割
- 年齢
- 性別
- 常識
- 期待
ちゃんとしていなければいけない空気感ってありますよね。
でも、それが自分の中で生きづらさにつながったり、ストレスになったりするものです。
時に、それらを手放して、素直に語りたくなる日がありませんか?
人って本来、もっと曖昧で、もっと自由で、もっと面白いんです。
だから東京寺では、できるだけ偏見を持たずに、人と人が話せる空間を作りたいと思っています。
老若男女、職業も、性別も、肩書きも、なるべく関係なく。
安心して話せて、否定されずに居られること。
知らない価値観に触れられること。
そして、誰かの人生を、少し好きになれること。
それって、すごく豊かなことだと思うんです。
そして神無月は、そこに「性」の話も、もっと自然に置ける場所にしたいと思っています。
日本ではまだ、性の話って、隠すものにされやすい。
- 恥ずかしいもの
- 茶化されるもの
でも本来、性って、生きることのすぐ隣にある感覚のはずです。
- 安心したい
- 触れられたい
- 理解されたい
- 愛されたい
前述でも語りましたが、これら全部、人間の根っこにあるものなんです。
だから東京寺では、昼間から、もっと自然に性を語れる場所にしたい。
性のプロ達も交えながら、多様な価値観が、偏見なく交わっていく場所にしたい。
- 風俗
- 性癖
- フェチ
- パートナーシップ
- 恋愛
- 身体
- 快感
- 孤独
- 安心
正解を押し付けるんじゃなく、違いを面白がれる場所。
知らなかった世界に触れて、少し視野が広がる場所。
そして、自分を否定しなくて済む場所。
神無月は、そういう時間こそ、本当はすごく大事だと思っています。
- 性を通して、人の価値観に触れること
- 自分とは違う感覚を知ること
- 偏見ではなく、好奇心で語り合えること
東京寺を、神無月は、そんな場所にしていきたいんです。
さらに最近、風俗業界では、SNS凍結が本当に増えています。
特に、まだ市場そのものが小さい女性用風俗では、かなり深刻だと神無月は感じています。
どれだけ真面目に活動していても、どれだけ丁寧に人と向き合っていても、アカウントひとつで、
存在そのものが見えなくなってしまう。
新人さん達は特にそうです。
- まだ知名度もない
- お客様との接点も少ない
でも、本当は魅力や優しさを持っている人がたくさんいる。
神無月は、そこがすごく勿体ないと思っています。
だからこそ、リアルで人と出会える場所が必要だと思うんです。
- 実際に会って
- 話して
- 空気を感じて
- 人柄を知る
スナック東京寺を、神無月は、そんな場所としても育てていきたいと思っています。
- 人と人が、安心して繋がれる空間
- 偏見なく、会話ができる場所
- 誰かの存在が、ちゃんと誰かへ届く場所
神無月は、そういう空間を作りたいんです。
神無月ピエロが、本当に作りたいもの
最近、ようやくわかってきました。
神無月が作っているのは、ホテルでも、スナックでも、施術でも、講習でもない。
「人が、安心して存在できる場所」
なんだって。
そして、そこに訪れた人も、働く人も、関わった人も…
「ここに出会えてよかった」
と、少し誇りを持てる場所。
都市で言うなら、シビックプライドに近いのかもしれません。
- その場所を好きになれること
- そこに関われたことを、嬉しく思えること
- 人が、自分を否定しなくていい空間
- 人が、少し呼吸を深くできる場所
- 人が、ちゃんと笑って帰れる場所
神無月は、それをデザインしたいんだと思います。
- デザインでも
- 性でも
- 会話でも
- 空間でも
方法が違うだけで、やっていることは、昔からきっと同じなんです。
もし、この文章を読んで、少しでも「神無月ピエロ」という人間が気になったなら。
きっとあなたの中にも、まだ閉じたままの感覚があるのかもしれません。
神無月は、その感覚が開く瞬間を、今日も静かにお待ちしています。

