40代で「女として終わった」と学生の時の友人が言った

40代で「女として終わった」と学生の時の友人が言った

大学のときの友人たちと飲みに行きました。

18歳から22歳までの濃密な4年を一緒に過ごした仲間なので、基本的に何でも気兼ねなく話せる間柄です。

友人女性

その席で、女性の友人の一人がふと「40代で女は終わったよね」と言いました。

笑い混じりの口調でしたが。

言わなくても伝わるでしょ?という顔で。

その一言がしばらく頭に残りました。

  • 同級生
  • 同じ40代
  • 同い年
  • 若い頃から知ってる
  • 今も知ってる

本当にそうなのか。

終わったのは何でいったい誰がそれを決めたのか。

このあたりを深掘りしていきます。

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目次

40代で「女として終わった」と感じるのは年齢のせいではない

最初に「もう40だし」と口にしたのがいつだったか覚えていますか。

「40代 女として終わった」

このワードで検索をしたあなたに向けて書いています。

私は都内埼玉で活動しているセラピストの青といいます。

本業の傍ら月に数日だけ女性の体に触れる仕事をして2年半。

そして私も40代です。

最初は冗談でした。笑いながら言っていた。いつからか笑いが消えて文の続きも消えた。

「もう40だし」

そこで止まる。

続きは言わなくても伝わるから。

  • 気づいたら「エイジングケア」の化粧品コーナーにいる
  • 傷の治りが遅い
  • 朝起きるとどこか体が痛い
  • 服を選ぶ基準に「痛く見えないか」が交ざるようになった
  • 好きかどうかより気にしている
  • 体の変化
  • 眠りが浅くなる
  • 疲れが抜けにくい
  • 肌や髪の手応えが変わる

40前後の体には実際にいろいろ起きます。

これも構造です。あなたの怠慢ではない。

問題はこの二つが同時に来ることです。

視線の減少と体の変化が重なると人は一つの結論にまとめたくなる。

「女として終わったからだ」と。まとめると楽なんです。説明が一個で済むので。

でもその結論は別々の現象を一枚の判決文に縫い合わせたものです。

縫い目を見つければほどけます。

終わったのは年齢ではなく物差しのほうだった

ここからがこの記事の真ん中です。

「40代で女として終わった」を分解してみます。

根拠とされているものは何か。

他人の視線が減った。体が変わった。

並べるとどちらも外側の物差しと経年の話です。あなたの内側の何かが消えたという証拠はどこにも出てこない。

視線の市場で若さに高値がつくことと あなたの体が生きていることは別の帳簿に書かれています。

私はこの2年半で20代から70代までいろいろな年齢の体に触れてきました。手の感覚として言えることが一つあります。

年齢と体の「終わり」は相関していません。

20代でも緊張で板のように固い体はあります。40代や50代でも施術の途中でほどけて終わる頃にはふにゃふにゃになっている体がいくらでもある。

体はどれも生きていました。施術者は年齢欄を見てから触るわけではないので これはかなり公平な観察だと思っています。

終わった体にはまだ会ったことがありません。

私は普段あまり言い切らない人間ですがここは言い切ります。

あなたは終わっていない。

終わりかけているのは他人の視線を物差しに使う仕組みのほうです。

物差しを手元に戻す四つの方法

ではどうするか。大きな話ではなく物差しの置き場所を変えるくらいの話を四つ。

一つ。「もう40だし」を一週間だけ禁句にしてみる。やめてみると気づくことがあります。あの口癖は感想ではなく許可の取り下げだったこと。やりたいことの前に置いて自分から却下するための言葉だったこと。禁句にすると却下されなかった候補が手元に残ります。

二つ。「痛く見えないか」ではなく「好きかどうか」で一枚だけ選ぶ。服でも口紅でもいい。他人の採点表ではなく自分の帳簿で買う練習として。

三つ。体を専門家に委ねる時間を持つ。美容院でもエステでも。年齢の話を一切されずにただ丁寧に扱われる時間は物差しの校正としてよく効きます。

四つ。触れられること自体を目的にした時間。オイルトリートメントのようにただ受け取るだけの時間で その中には私のような男性セラピストの施術という選択肢もあります。四つ目には私の看板が掛かっているので そのつもりで読んでください。

共通するのは一つです。判定を他人の視線に外注するのをやめて物差しを自分の手元に戻すこと。

「この歳で」と打ち消した方へ

四つ目のところで「この歳でそんな場所は」と打ち消した方へ。

その「この歳で」の中身を一度だけ観察してみてほしいのです。ああいう場所は若い人のためのものだという思い込みが入っていないでしょうか。

実際のところ体を丁寧に扱われたいという求めに年齢の下限も上限もありません。私が仕事で会ってきたのは20代だけではないです。40代も50代も普通にいます。むしろ長く自分を後回しにしてきた人ほどこの時間の意味は大きい。

それでも「年齢相応」という採点表が頭に浮かぶなら確認してほしいことが一つ。その採点表は誰が作ったのか。少なくともあなたではないはずです。作った覚えのない採点表で自分を減点し続ける義理はありません。

なお体の変化そのものがつらいときや眠れない日が続くときは 婦人科など専門家に相談する選択肢も持っておいてください。物差しの話と体の手当ての話は別々に進めていいので。

「もう40だし」の続きはまだ書かれていない

口癖の話に戻ります。

「もう40だし」という文はよく見るといつも途中で終わっています。続きを言わずに済ませてきた。続きは自明だという顔で。

でも本当は続きはまだ書かれていません。書かれていない続きを 他人の視線や作った覚えのない採点表に代筆させる必要はない。

「女として終わった」と検索したことも私は判決だとは読んでいません。判決に納得している人は検索しない。あれは異議申し立ての最初の一行です。

私の仕事のことや初めての方が不安に思いやすいことは別の場所にまとめてあります。

読みたくなったときにどうぞ。

「もう40だし」の続きはあなたが書いていい。

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▶ まず『女風』そのものを知りたい、どこから調べたらいいかわからない人へ
https://note.com/nasunonas/n/nfd30fff693db

▶ さらに深く自分の体や心について知りたい方へ
https://note.com/nasunonas/n/na572e5c0b92d

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